小説で稼ぐ!を達成するために地道に投稿を続けているんですが、投稿しても1PVすら無いことが続いていました。
なんでかなーみんなどうしてるんだろうと疑問に思い調べてみた所、相互に評価を入れあってランキング上位を目指す仕組みがあるようです。
しかもコレ、結構盛んに当たり前の様に行われていて、こういう所でも活動が必要なようです。大手の作家クラスタがランキング操作とかあったらしいですね。
カクヨムのユーザーイベントに参加して他人様と作品を読み合う体で評価を振りまくんですが、これがすっごい時間使います、
Xで興味のないポストにフォローを撒いて、カクヨムで興味のない作品を評価して、これって時間の無駄遣いなのでは?
小説の為に割いた時間が惜しくて撤退出来ません。いつか後悔するのか、それとも稼ぎを生み出すのか、今はただ努力を重ねます。
フォローやレビューを撒いた現在の状態。
本日未明から工作を開始したので、その結果が73Pvと言っていいと思います、
小説を投稿する少し前に取得したアカウントで、この工作のためにフォロー数72、レビュー(星配り)73*3、まだ24時間経過していないとはいえ、還元率1/7未満という結果ですね。素人小説書いてないで工作に力入れろと言ってしまっていいんでしょうか
現在、小説書いて工作して、RMTの為の整備したら客の相手したり、調べ物しながらブログ更新して、Xで無駄な宣伝したり5chで煽ったり、ソシャゲのギルド戦とか今日からの新作ゲームとか、なんで無職なのにこんなに忙しいんでしょうか?普通に寝不足です。
無職で無能でも安定生活、努力だけは省けません。
という事でいい加減何も思いつかない第8話、はりきっていってみよう!
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「わんわわあお~んわおわおぶふんふ~んあぁお~~ん♪」
著作権を踏みにじり、前世で200回は聞いた名曲を絶唱しながら町の中心にある代官邸に遊びに来た。
代官邸には軍のエライさんが詰めており、女衆もいる。客将ノブタダの無害なペットであり皆の人気者である俺はここでも可愛がられているのだ!
「ジロウちゃんはおりこうねぇ、ほ~らおいしいお肉ですよぉ」
「あおおん!あおおん!」
完璧な犬を演じる俺、俺の演技を見破ることなど出来まい。高く投げられた肉を華麗な垂直跳びでキャッチ!両脚で地面に抑えていただきま~す。
「わふん!」ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!
「キャー!カッコイイー!」「いつ見ても見事ねぇ」
ヘッヘッヘ、よせやい尻尾が揺れちまうぜ。
………これは演技だ。
女衆に愛想を振りまき腹も膨れたので次は昼寝だ。早くいい場所に移動して休まなければ。犬の生活は忙しい。
ん?くんかくんか・・・オルヒの匂いがするぞ。そういえば軍団長に呼ばれてるって言ってたか。どこかの部屋にいるようだが、軍団長と変な仲だったりしないだろうな……
んーむ、俺が首を突っ込むのは良くないとは思うが、軍団長は遊んでそうなイケオジなのだ。女衆からも人気がある。真剣な交際ならよいが、そうでないならあんちゃん許しませんよ!
少しだけ、少しだけ、さきっちょだけ聞くだけだから。少し罪悪感はあるが、匂いを頼りに部屋を探し当て、ばつぎゅんに高性能なイヌイヤーで聞き耳を立てることにした。
「ではまだこの地に残るのですね」
「巫女様は確信を持っておられるようだ。我らが引くわけには行かぬ」
「物資は送られるのでしょうか」
「うむ、既にこちらへ向かっているそうだ。嗜好品も積んでいるのでオルヒ殿もたまには楽しむが良い」
「……はい」
「オルヒ殿には鋭気を養って貰わねばな、オルヒ殿こそは戦乙女の化身であると崇拝しているものもおるのだ。あの美しく凛々しい姿を見れば兵達の指揮も上がるというもの」
「そのような事は」
「なに謙遜することはない。私も戦場で勇ましく戦う君の姿には少年の様に心をときめかせてしまった」
「お戯れを」
「オルヒ殿、今晩こそは食事に付き合ってくれるな?君のために用意したものがあるのだ。連絡は寄越しておくから今晩は…」
『アオーーーーーーーーーーーンンン!!』ガリガリガリ
『アオアオーーーン!ウロォローーーン!』ドンドンドン
「なんだ!魔獣か!」
オラオラびびってんじゃねぇぞコラァ!それでも軍人かよヤ◯チンがよぉ!!
「あら、ノブタダさんのペットのジロウ君ですよ。邸の女性達もよく可愛がっていますよ」
「ペット!?猛獣ではないか!?」
「団長様はペットが苦手の様です。行きましょうジロウ君」
「あ……」
無様を晒した軍団長はそれ以上引き止める事も出来なかったようで、平和的にオルヒを救出することに成功した。
「ありがとうジロウ君、君は本当に賢いねぇ」
わふわふ、そうだろう?俺はずっと賢いのだ。
「団長さんいつもしつこくてね、今日は助かっちゃったよ」
ぱたぱた、お前が喜ぶと俺は三倍喜ぶ。何時でも助けてやるからなぁ!
「前はねぇ、虫避けがいたんだけどねぇ」
ん?え?もしかしてそれって俺じゃないよね?そんな風に思ってたの?お前結構きついとこあるよね。いやでも他に元彼とか?いやいや!
「うふふふ、振られちゃってねぇ、私のことなんて何とも思ってなかったんだ」
なんだそいつ!ぶっ殺す!!ガウガウ!!
「私が止めても聞きもせず、戦いに出てやられちゃったんだ」
わふ、
「私を捨てて自分から行っちゃったからね、自業自得だよ」
わふ、
「でもね、」
オルヒは見たことも無い暗い目で、
「あいつらは絶対に許さない」
お前が辛いと俺は3倍辛い。
元々オルヒと一緒になる事は諦めていたんだ。こうなった事に大きな後悔は無い。
それに今更元に戻すことなど出来ないのだ、こいつには前を向いて幸せになってもらいたい。自分勝手かな?
「わおんわおん!」
頭を低くしてオルヒの股の間に潜り込む。許せ、我は犬ぞ。わんわん。
「わっ、わっ、どうしたの落ち着いて!」
頭を上げて立ち上がるとオルヒを背に乗せる形になる。クソデカわんこにライドオォン。
「アオーーーン!」
いくぜ、全部忘れさせてやるよ。
「サラマン君(ロバもどき)よりずっと速い!」
そらそうよ。
1000キロの岩を運び、魔獣として地を駆ける俺だ。女1人担いで走るくらい簡単だ。
人間の頃には色々考えて出来なかった事が、今なら簡単にできる。
所詮犬だ。こいつと距離を取る必要もないし、仕事を優先してしたい事も出来なかったあの頃とは違う。
俺は力の限り走った。こいつが何も考えずに済むように、今を楽しんでくれるように。
こいつが笑っていると俺の幸せ回路がぎゅんぎゅん唸りを上げている。
騎乗者が笑うだけで燃料が供給される究極のエコカー。どこまでも美しい軌跡を刻む俺はマジギレしたオルヒに殴られるまで走り続けた。
ここどこっすか?
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