Vineアップデートから2日。少しずつ分かってきたことまとめ
Amazon Vineのアップデートから2日が経過しました。
SNSや掲示板の情報、そして自身の体験を含めて見ていくと、
ほぼ確定と言えそうな挙動と、まだ不明な点が少しずつ整理できてきました。
本記事では、現時点で分かっていることを中心にまとめます。
関連記事
Vineの新機能については、初日にまとめた
Amazon Vineに「レビュースコア」が追加
Amazon Vineにアカウント評価が追加
も併せてご覧ください。

既に評価されたレビューは修正できない可能性が高い
SNSや掲示板の情報を見る限り、
一度評価が付いたレビューは、その後に何をしても評価が変わらない
という挙動がほぼ共通して報告されています。
これは私自身も体験しています。
- 文章を修正しても反映されない
- 写真などのメディアを後から追加しても評価は変わらない
という報告も複数確認できました。
メディア率が低い人は多いと思いますが、
これが会員レベルにどの程度影響するのかは、
少なくとも来春までは判断できなさそうです。
運営からのメッセージでは
「洞察力スコアが会員レベル評価に考慮される」
とは明言されていますが、
メディア率については特に触れられていません。
とはいえ、表示されている以上、
完全に無関係とも言い切れず……色々考えてしまいますね。
ただし、現時点では
メディア率が直接ティア判定に使われるという確定情報はありません。
洞察力スコアの現状と影響時期
それなりにレビューを継続して書いていた人は、
総合スコアである「洞察力スコア」が
**「素晴らしい(深緑)」**になっているケースが多いようです。
一方で、
「適正(黄色)」評価の人も一定数いるようですが、
- 雑なエアレビュー
- 内容が簡素だった
- 文字数が少ない
など、理由は一概には言えなさそうです。
なお、洞察力スコアが会員レベルに影響するのは、
2026年2月2日以降に更新が行われるアカウントからです。
今から意識して取り組めば、
「素晴らしい」評価に引き上げることは十分可能だと思われます。
現時点では、取得商品数などへの影響は見られない
今回のスコア表示が、
現時点のおすすめ商品や取得条件に影響しているか
についても情報を集めましたが、
今のところ影響は無さそうです。
ちなみに私自身は、
- 洞察力スコア:素晴らしい
ですが、
本日の「お客様へのおすすめ」は
家具パーツ930円が1点のみで終了しました。
少なくとも今は、
スコアによって露骨な優遇・冷遇が起きている様子はありません。
レビュー評価の基準について分かってきたこと
これはAmazonしか正確には分からない部分ですが、
多数の報告と自身のデータから、
ある程度の傾向は見えてきました。
① 文字数は重要(200文字以上が目安)
「三行しか書いていないのに素晴らしい評価だった」
という報告もありますが、これは例外的なケースで、
再現性は低いと考えた方が良さそうです。
多くの報告では、
- 「貧しい」評価 = 文字数が少ない
という傾向がはっきり見られます。
私自身のレビューでも、
「貧しい」評価のものは全て150文字未満でした。
このことから、
最低でも200文字以上を意識するべきだと断言できます。
② 商品説明ではなく「体験」を書く
文字数が多くても評価が低いケースを見ると、
どうも 商品説明寄りの内容 が良くないようです。
レビューはあくまで「体験談」であり、
商品説明の要約やコピペに価値はありません。
- 実際にどう使ったか
- 良かった点
- 気になった点、悪い点
こうした内容をしっかり書いたレビューは、
評価されやすいと実感しています。
試しにAIに
「どんなレビューが高評価されやすいか」
と聞いてみたところ、
- 実体験
- 使用シーン
- デメリットも含めた感想
が重要だという回答でした。
Amazon側も、少なくとも一部は
AIを用いて評価している可能性が高いと考えると、
この方向性はかなり信頼できそうです。
商品説明より体験。これは鉄則ですね。
③ メディア(写真・動画)は有効
写真を付けても「貧しい」評価だった、
という書き込みを1件だけ見かけましたが、
全体的には メディアは評価されている 印象です。
私の場合、
- メディア付きレビュー:100%「素晴らしい」
という結果になっています。
また、
メディア率自体が指標として表示されていることを考えると、
今後さらに重要になる可能性は高いでしょう。
現時点での結論
ここまでをまとめると、
- 文字数は200文字以上
- 商品説明ではなく体験を書く
- 可能な限りメディアを付ける
という、ごく真っ当な結論に行き着きます。
正直なところ、
こんなレビューが評価されるのは当然とも言えますね。
メディア率が合わない?気になる報告について
調べている途中で、
少し気になる報告も見つかりました。
「メディア付加率はほぼ100%のはずなのに、
表示されている数値は80%程度だった」
というものです。
考えられる理由としては、
- メディアが正しく認識されていない
- 1レビュー1メディアが基準ではない
- Vine外の通常購入レビューも含まれている
- 未評価レビューが分母に含まれている
などが考えられます。
正直なところ、
これはかなりモヤモヤしますね。
ただ、表示が始まったばかりの指標なので、
時間経過や集計タイミングの問題で調整される可能性もありそうです。
このあたりは、
今後の動きを見守るしかなさそうですね。
まとめ
今回のVineアップデートによって、
レビューは「数を書くもの」から、
「内容で評価されるもの」へと明確に舵を切ったように感じます。
現時点で分かってきたことを整理すると、
- 一度評価されたレビューは、基本的に修正不可
- 洞察力スコアは2026年2月以降の会員レベル判定に影響
- 現在のおすすめ商品や取得条件には、目立った影響はなし
- レビュー評価は
- 200文字以上
- 商品説明ではなく実体験
- メディア付き
が強く評価される傾向
という、ごく妥当で分かりやすい基準に落ち着いてきました。
今後どう向き合うべきか
正直なところ、
これまで「とにかく早くレビューを書く」ことを重視していた人にとっては、
少し厳しい変更かもしれません。
ですが見方を変えれば、
- 雑なレビュー
- 形だけの文字数稼ぎ
- 商品説明の焼き直し
こうしたものが評価されにくくなり、
ちゃんと使って、ちゃんと書いたレビューが報われる
仕組みに近づいたとも言えます。
私自身、2月切り替えの会員なので多少の不安はありますが、
今さら過去は変えられませんし、
これから出すレビューで評価を積み上げていくしかありません。
少し手間は増えますが、
「体験を言葉にする」という本来のレビューの役割を考えれば、
今回の変更は決して悪いものではないと思っています。
また新しい動きや、
評価の仕組みがより明確になったタイミングで、
続報として追記・検証記事を書く予定です。
同じように様子見している方の、
少しでも参考になれば幸いです。
関連記事:



コメント